座右の銘

焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる

なぜ一心会を選んだか

私が一心会に就職した時は歯科医師5年目でした。研修医生活が終わりその後3年勤務していた医院を退職し、しばらくゆっくりしようと無職で気ままに半年程生活していた私は朝起きて愛犬の散歩へ行き、その後は特に一日なにもしないような生活をしておりました。

3ヶ月程そんな生活をしていたある日の事。野暮用があり実家に帰る事になりました。4人で食事を食べていた時、祖母がポロっと「仁志に入れ歯を作ってもらわんと棺桶に入れる物がないからまだ死なれへん」とこぼしました。そんな祖母は当時齢97。それまで祖母の口腔内を診察したことすらありませんでした。久方ぶりの母親の手料理を堪能した私は、実家から我が家に帰宅しすぐ就職活動をする事を決意しました。

当時の歯科医師としての自分は、自分に何が足りずに何が足りているのかすらわからない状況でしたが、ただ漠然と自分にない技術を身に付けたいと思っていました。その頃の自分は保険業務はある程度任される事も多く、仕事をこなす事はできていると考えていました。今思い返せば「できているつもり」でいただけだと思いますが、その当時は真剣にやれている気でいました。

翌日より始めた就職活動。久しぶりの大学病院へ求人情報を閲覧しに行き、数件の医院をピックアップ。それと同時に医業種向けの求人サイトも確認して、更に数件ピックアップ。そこからは、医院に電話をかけ見学のお願いをし、一軒ずつ訪問させていただきました。いくつも医院を見学にいきましたが、何か心ときめくところがなく決め手に欠いていました。

また一から探そうと求人サイトを開いたところ、、、今まで出ていなかった医院が掲載されていました。それが医療法人一心会 野田阪神歯科クリニック。（とりあえず一度見学に行ってみるか）と軽い気持ちで電話をかけ、見学のアポイントを取り付けました。そこで初めて山本理事長とお話させていただき、その日夕食にお誘いいただきご一緒させていただきました。

十数件の医院に見学に行かせていただいたことが無駄ではなかった。ようやく「ここや！」と思える医院に行き当たったと思えました。入社してそろそろ10年が経とうとしていますが、その直感は間違ってなかったと今でも思っています。

一心会で経験したこと

患者さんが何を求めて来院されたのかを汲み取る
治療を求めている人もいればそうではない人もいる

分院長として目指すもの

従業員それぞれが自分の持ち味、長所を生かして立ち回れる医院。

入職を考えている方に一言

たくさんの歯科医院を見て、比べてください。
結果的に選んだ先が一心会でなくても良いと思います。合う・合わないはあると思いますので。ただ、見学先として一心会は見ておいたほうがいい！それは心から思います。
皆様の歯科医師人生が実りあるものでありますように！